2013年7月アーカイブ

相続を受けた人の中には、何らかの事情で相続放棄をしたいと考える人もいるでしょう。
遺産に、負債が極端に多かったという場合や、自分はすでに生前に多くの分与を受けているので、ほかの兄弟などに財産を多く分けてほしいという場合が考えられます。
しかし、実際に相続放棄をする前には、税制等のことについてしっかりと考えておくべきだといえます。
なぜかというと、相続税の非課税分に変動がある場合があるからです。
税制は細かいのですが、大まかな部分だけ押さえておけば、まずは十分だといえるでしょう。
どうしても不安だというときは、専門家に相談をするというのも一つの手段だといえますが、最近では、相続放棄関係の書籍も充実してきていますので、まずは一度書店に足を運んでみるというのも悪くないでしょう。
相続が発生してから、３か月は猶予がありますので、その３か月にしっかりと考えて、自分なりに結論を出すということが一番重要になってくるといえます。

遺産を相続する場合、知っておきたい事がいくつかあります。
相続すると言う事なので、プラスになるイメージです。
しかし、故人が残した借金なども相続対象となっています。
プラスとなる相続だけではないと言う事を把握しておきましょう。
では、借金などを相続しなくてはいけないのかと言いますと、放棄する事が出来ます。
相続放棄といって、最大のメリットが被相続人の借金を変わりに支払う責任がなくなることです。
万が一、債権者から返済を要求されても、拒否する事が出来ます。
この時には、必ず相続放棄申述受理証明書の交付を家庭裁判所から受けておきましょう。
この証明書がある事で、支払いの拒否を行なえるからです。
放棄をする期間は、自分に相続があることを知ってから、３ヶ月以内となっています。
この間にしっかりと手続きを行ないましょう。
スムーズに手続きを行う為にも、必要な書類を用意し、さらに必要な費用も事前に把握しておくと良いです。
正しく手続きを行なう事が重要だと思います。