遺産の相続はドラマなどのこととは思っていませんでしょうか。
お金持ちもものだけというイメージがつきやすい遺産相続ですが一般家庭でもおこることです。
遺産相続には家や財産などその額の大きさ小ささは関係ありません。
また相続できるものは価値があるものだけでないのです。
残された借金や負債なども相続しなくてはならない場合もおこります。
欲しくない遺産や借金の遺産など受け継いでも困りますから、
その時には相続放棄を申請しましょう。
相続放棄をするには期間があります。
期間を過ぎてしまうと放棄をするのが難しくなりますので、早めに処理するのが大切です。
相続放棄をしてしまうとすべての相続ができなくなります。
ひとつの借金よりも受け継ぐ遺産のほうが額が大きい場合もあるので、
その辺りの計算はしておかないといけません。
しかし放棄する期間内に全て把握して管理することが無理な場合もあります。
弁護士などに相談してスムーズに処理するのがいいでしょう。
2013年6月アーカイブ
親が亡くなると、その遺産を受け継ぐための作業に入らなければなりません。
銀行などに預けているお金や株、土地・建物などの不動産を法律に従い、遺された家族で平等に分ける必要がありますが、遺書がなかったり、遺産が多過ぎると、手続きがややこしいので、スムーズに済ませるためには司法書士などの専門家に頼るのが良いでしょう。
ここで忘れてはならないのが、遺産相続と言うのは何も財産ばかりを相続するのではないということです。
実は親が残した借金までもが遺族に受け継がれることになってしまうため、これを自分には関係ないと思ってそのまま放置していると、あとで払いたくもないものを払わされる義務が生じて、泣きを見ることになってしまいます。
ですからそのような目に遭いたくないと考えるなら、相続放棄の手続きを行うようにしましょう。
財産よりも借金の方が多いと、相続などしたくはないと思うのも当然のことなので、司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。